2021年9月17日
NMB48から、わたしにとって世界で1番キラキラしていたアイドル、
石塚朱莉さんが卒業しました。
わたしがNMBに興味をもったのは、吉田朱里さんのYouTubeから。
YouTubeにあがっていたチーム曲のMVで、
「あんちゅそろそろ選抜入れてほしい」
「あんちゅに日の目を浴びさせてあげて」
「あんちゅがたくさん映ってて嬉しい!」
こんなコメントをたくさん見かけた。
あんちゅって一体どんな子なんだろう。
わからなくて調べて美人さんだな、可愛いな、と好きになった。
あんちゅ推しならみんなわかると思うけど、
やっぱり9周年の『10クローネとパン』は傑作だった。
演技力と表現力で世界観に引き込まれた。
ゲーム実況の活躍、劇場公演大賞の受賞とメキメキと
お仕事を増やしていく姿に元気をもらった。
だからこそ絶対に選抜に入ると思っていた。
残念ながら選ばれなかった時、正直わたしは、
「あんちゅの魅力がわからないグループなら
やめてしまえ!」と思った。
でもあんちゅはわたしよりもずっと大人で、
悔しい思いを隠さずにTwitterでぶつけて、
NMBになりたいと叫んだ。
素直に自分の気持ちを発信する姿に胸を打たれた。
大好きな人の卒業公演やコンサートでは
いつだって子供みたいに泣きじゃくって。
ナンバトル企画ではチーム最年長として、
ベテランとして良い刺激を後輩に与えていたように見えた。
わたしはW1N-Cが1位を取るところが見たかった。
結果は異なるものだったから、号泣した。
だけどあんちゅは笑いに変えて場の空気を作ってくれた。
初選抜は仕事終わりにスマホの通知で知った。
心臓がバクバクしてたまらなかったし、
「初選抜 石塚朱莉」の文字を見た瞬間のことは一生忘れない。
恥ずかしいけど、電車で静かに泣いた。
こんなにも他人のことで嬉しいと思える人を
応援できたことが幸せだと思った。
卒業発表は「ついにきたか……」と思ったけど、
彼女がNMBでやりたかったことは全部やりきったように
見えていたのでこれからの期待の方が大きかった。
彼女は口下手なとことがあるとわたしは思っていて、
きっと上手く人に伝わらずもどかしい思いをしたことも
あったんじゃないかな。
誤解されたり、嫌なことを言われたことだってあったよね。
それでも、腐らずにアイドルでいてくれて
ありがとう。
あんちゅみたいなアイドルらしくない言動や行動を
好ましく思わない人ももちろんいるだろうけど、
等身大のあんちゅのことが好きな人だってたくさんいるよ。
YouTubeの配信ではみんなが食べたお昼ご飯を募集したこともあったね。
本当に1つ1つの写真にコメントをしていたのを知ってるよ。
わたしの載せたカルボナーラは、
「美味しそう!弟の作ったやつの次に!」と言われたこと、忘れてないよ(笑)
些細な仕草ひとつで、曲の世界観が伝わってくる表現だったり、
思いつきもしないような感性で感動をくれたり。
わたしは特にW1N-Cの『まさかシンガポール』が大好きで、
詩織ちゃんとのダブルセンターっぽい感じとか、
曲の主人公がどういう気持ちなのかとかが伝わったりする
あんちゅの表現が好き。
あんちゅの曲の解釈が本当に好きで。
振り付け1つでこう解釈してるんだってわかったり、
わたしじゃ考えもつかないような新しい発想で
曲に色をつけてくれる。
あーあ、もう歌って踊るあんちゅを見る機会はないのかもしれないのかぁ。
未練がましいオタクにはなりたくないけど、やっぱり寂しいなぁ。
正直、1度も現場には行ったことのないオタクだけど、
あんちゅと駆け抜けた(って言っていいのかな)
この数年間は本当に宝物です。
……ここまでが9/17に勢いで書いた文章。
そして約2ヶ月経って、私生活が落ち着いたので
投稿しようとPCにむかっているわけですが。
2ヶ月経ってもあんちゅを応援していた日々は
本当に楽しかったなと思えています。
バタバタしていて、配信も全部追えてないけど。
でも、ずっと言っていた舞台のお仕事決まって
わたしも心から嬉しいです。
これからも、ひっそりと貴方の感性に元気を
もらっている人がいるよって伝わらないと思うけど
言葉にしたかった。
たくさんたくさんありがとうございます。